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観光開拓への挑戦、私たちが灯す新たな100万ドルの夜景<函館フィールドワークテーマ>

100万人の人が1回だけ来る観光地ではなく、
1万人の人が100回来たくなる”関係地”をつくる。

年間500万人以上が訪れる観光地「函館」。

古くは北前船での交易で街の礎を築き、黒船来航により日本で初めての開港都市となり、度重なる大火にもめげず、独自の風土と文化を構築してきました。北洋漁業全盛期には、東京以北で最大の街であった函館。港には多くの船が停泊し、漁火が煌々と照らされ、活気あふれるその景観こそが、「100万ドルの夜景」だったのです。

今私たちの住む函館は、その頃と様子は変わっています。
街からさっていく若者、薄れゆく地域の活気、「あの頃はよかった」と口を揃える市民。

「その土地の光(灯り)を観る」のが観光ならば、本当に函館は観光地なのだろうか。
その中で我々は、いったい何が出来るのだろうか。

そこで私たちは、この函館フィールドワークを通じて、函館観光を「開拓」していくことを決意しました。

100万人の人が1回だけ来る観光地ではなく、1万人の人が100回来たくなる関係地を作る。

それこそが、この街の新しい観光開拓になると信じています。

街の街頭や、漁火だけじゃない。
私たち自身が灯す未来への灯火を、新たな100万ドルの夜景としていくべく、観光開拓への挑戦を始めます。